消費者金融の支払いできなく返済が遅れる場合に電話や催促って?
最近は、気軽に金融会社から借り入れをすることができる即日キャッシングなどが人気です。
特に消費者金融のキャッシングは、働いている社会人だけではなくアルバイトやパート、学生なども借り入れをすることができるので、たくさんの人が利用しています。
そんな消費者金融のキャッシングですが、もし返済を滞らせてしまったらどのようなことが考えられるのでしょうか。
キャッシングの返済を滞らせてしまったら
審査に通過してキャッシングを利用できるということは、返済能力を認められたということです。
しかし、計画的に利用しなければ資金繰りがうまくいかず、返済を滞らせてしまうこともあります。
そのとき、キャッシング会社は以下のようなアプローチをしてきます。
きちんと支払いがされていない事実が確認できると、キャッシング会社は電話で返済依頼をしてきます。
電話の内容はキャッシング会社によって異なりますが、主に以下を確認されます。
- 本来の返済額
- 利息
- 延滞手数料
キャッシング会社からの電話を無視したり、支払いを滞納し続けると、当然ですがキャッシングカードが利用停止になります。
しかし、使えなくなっても今まで利用した分はちゃんと返済しなければなりません。
返済を数ヶ月ほど延滞したところで、督促状が届きます。
支払金額や支払期日などが書いてあります。
督促状の支払期日が過ぎても返済されていない場合は、勤務先や自宅にキャッシング会社から電話かかることがあります。
電話の内容は、「電話での催促」と同じです。
キャッシング会社によって異なりますが、直接自宅訪問をして催促する場合もあります。
いわゆる取り立てというものですが、ドアを激しく叩いたり大声で怒鳴るような暴力的なことはされません。
返済の催促を無視し続けると、一括返済を要求されます。
これは消費者金融が直接催促する際の最終手段です。
最終的には、裁判所によって法的手段が取られます。
毎月の給料が差し押さえられたりなどがされてしまいます。
消費者金融への返済が遅れるとこんな影響がある
「1日くらいいいだろう」といった安易な考えで返済を遅らせてしまうと、以下のような影響があります。
延滞手数料が発生する
1日でも返済が遅れると、遅延損害金といった延滞手数料を支払わなければなりません。
遅延損害金の金額はキャッシング会社によって設定がさまざまですが、以下のような計算式であらわされます。
遅延損害金=借入残高×遅延損害金の利率(年率)÷365日×延滞日数
信用情報に傷がつく
信用情報とは、信用情報機関で管理されているクレジットカードやローンなどの利用記録です。
返済が数ヶ月延滞すると信用情報に傷がつき、新規の借入れやクレジットカードの作成ができにくくなります。
住宅ローンや自動車ローンなどを組もうとした際に、この『信用情報の傷』が大きく影響するのです。
消費者金融の返済が遅れる場合の対処法
消費者金融のキャッシングを利用する際、返済が遅れる場合は以下のように対処しましょう。
事前に電話で相談する
返済期日までに支払えそうもない場合は、前もってキャッシング会社に電話して相談しましょう。
相談する際には、以下を明確に伝えると良いでしょう。
- 返済が遅れた理由
- 返済できそうな日とその理由
支払いを待ってもらえることがあります。
しかし、遅れることには変わりないので、遅延損害金も支払わなければなりません。
それでも支払えそうにない場合は・・・
以下の支払いだけでOKか相談してみましょう。
- 本来の返済期日の翌日から返済日までに発生する利息
- 遅延損害金
- 支払時の手数料
元金の支払いまではできない場合も、上記を支払えばOKとしてくれるキャッシング会社もあります。
支払いが厳しいとわかった時点で早めに相談をし、返済計画を立てていきましょう。